住宅街をあてもなくブラついていたら、なつかしい車が打ち捨てられているのを見つけた。
どうやら
GM社の
ポンティアック トランザムのようだ。
遠目から見ただけなので確実ではないが、たぶん1974年ー1976年あたりに生産されていた型だろう。
こうして静かに自然に帰りつつあるこのアメリカ製の車は、1970年代当時には勿論ピカピカの新車で
オーナーはさぞかし鼻が高かったんじゃないだろうか?
このタイプの
トランザムがデビューした1974年から、1978年にかけて日本では丁度
スーパーカー
ブームの真っ只中で、当時10歳くらいのおいらも例外ではなく、
スーパーカーに夢中になった。
それもかなりディープに・・・。
週末になるとカメラを持って、
スーパーカーを販売しているディーラーに出かけたり、主要国道に
一日中張り込みをして、憧れの車が通りかかるラッキーチャンスを待ちわびていたものだ・・・。
エキゾースト音だけで主要な車種を当てることが出来たし、
カーグラフィックや
モーターマガジンを
熟読して、各車のエンジンの馬力やら最高速度なんかのスペックも暗記していた!
(↑今思えばすげぇ〜!)そういえば、このころ
スーパーカーを撮りたいがために父親にねだってカメラを買ってもらたなぁ!
”
スーパーカーをうまく写したい”その一心で、近所に住んでいた父の知り合いのプロカメラマンに
結構な期間にわたって、写真の撮り方を習いに行っていた事を今ごろになって思い出した(*^_^*)
(そのまま弟子入りしておけば良かったな・・・そしたら今頃・・・(・x・ ).o0○)
残念ながら今回見つけた
トランザムのような
アメ車は、
スーパーカーのメインとしての範疇に
入っておらず、
フェラーリ、
ランボルギニー、
マセラティのようなイタリア車や、
ポルシェなどの
ドイツ車、
ロータスなどの一部 イギリス車、日本では唯一
トヨタ2000GTあたりの突出した車だけが、
子どもたちの間で真の
スーパーカーと認められていたため、常に脇役の感が否めない。
スーパーカーブームの火付け役になった
池沢さとしの
サーキットの狼でも、
アメ車はいつでも
主役級の
スーパーカーの引き立て役に徹していたのだ。
(コルベットでさえそんな感じなのだ)そんな
アメ車ではあるが、今でも車種を覚えているのだから、存在感はあったんだろう。
こうして改めて見てみると十分に格好良いのだから。
(今回カラーで撮影すると、場所が簡単にわかっちゃいそうなんで、セピアで撮ってみた(*^_^*)きっと
トランザムと同じくらいの年月を経ているんじゃないかと思われるアパート。
1970年代の雰囲気がこの一角に切り取られて見事に残っている。
フォークソングの歌詞に出てきそうなたたずまいが素敵だ(^<^)
まだこんな場所が
相模大野に残っているのが嬉しい。
昔は良かったなぁ!などとここでこれ以上語るつもりは無いが、何かの拍子に過去の特定の時期や
時代ことを一気に思い出すことってないだろうか?
その時はやっていた音楽がラジオから流れてきた瞬間だったり、当時夢中になって読んでいた本が
再発売されているのを店頭で見つけた時とか・・・。
おいらにとっては、この
トランザムがその引き金になっていたみたいだ。
カメラを持って
スーパーカーを追いかけていた子ども時代のことを、ここまではっきりと思い出すのは
本当に久しぶりのことだ。
それにしても、いわゆる主役級の
スーパーカーを見かけても、あまり思い出すことが無かったのに、
どうして脇役級の
トランザムでなのか・・・・?
良くわからないなぁ〜┐(-。ー;)┌
posted by おいら(妄想の貴公子) at 00:30| ☀|
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或る日の相模大野(路上観察)
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